機能性インポテンス

機能性インポテンス

機能性インポテンスは精神病性インポテンスと心因性インポテンスの2種類があります。

(1)精神病性インポテンス

精神病性インポテンスの場合は、うつ病と統合失調症が多い。これらのインポテンスの原因は薬物、妄想、うつ状態であるが、泌尿器科医では治療が困難なことが多く、精神科医と十分なコンタクトを要する。

(2)心因性インポテンス

心因性インポテンスの原因としては、母親との関係mother complex、宗教的教義信奉、性行為に対する高度の嫌悪、拒否感などがその背景に存在する。

青年の場合、初体験時にパートナーから性行為の稚拙なこと、性器の大きさ、形態についての侮蔑を受けた恥辱感がその端緒になるか、初体験時の焦燥感、羞恥心が原因となり、性行為をうまくできないのではないかという危惧と自信喪失が勃起不全の原因にもなる。

まだ、自慰行為すら自ら試みることをしない高度の例、自慰行為は可能だが異性との性行為は不可能な例がある。この例としては自分の性器の大きさ、形態に対して極度に劣等感を有している(実際はそれほど問題ない)といったような例をあげることができる。

最後、夫婦間のトラブル、精神的葛藤、互いの性的欲求の食い違いや性的魅力の消失、加齢、仕事の疲れなどはよく見られる原因である。配偶者とは不能だが、他の異性とは正常に性行為ができるという例もある。